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ストレッチや整体だけでは治らない!?猫背改善には運動が不可欠

猫背改善には「運動」が不可欠です。

私たちは運動で身体を動かすことによって五感や平衡感覚などの「感覚」が情報として「脳」にインプットされます。

インプットされた「感覚情報」を基に、脳は「自分の身体は今どの位置にあるのか」を認識します。そして、筋肉へ指令を出すことで最適な「姿勢」や「身体の動作」を調整しているのです。

そのため、猫背を改善するには運動で身体を動かすことによって、脳に感覚刺激を送る必要があるのです。

目次

ストレッチや整体だけでは猫背は治せない!?

 「猫背改善」と聞くと、おそらく多くの方はストレッチや整体などのいわゆる「徒手療法」で治すというイメージをお持ちではないでしょうか?

実際、街を歩いていると整体院の入口に

 「施術の前後でこんなに猫背から姿勢がきれいになりました!」

といった感じのビフォー&アフターの写真が飾ってあるのを目にすることもよくあります。

 しかし、きれいになったその姿勢を持続的に維持できている方は、果たしてどのくらいいらっしゃるしょうか?

猫背改善に不可欠なもの・・・それが運動

 実際、当スタジオにいらっしゃるお客様からは

「整体院で施術してもらうと、一時的に姿勢は良くなるんだけれど、すぐに猫背に戻ってしまった」

といったお声をいただくこともあります。

 ここで補足をしますと、決して整体やストレッチなどの徒手療法が全くの無駄というわけではありません。

しかし「猫背改善」や「姿勢改善」という面においては、徒手療法「だけ」で根本的に治す!というのはなかなか難しいのが現実です。

 その理由は、猫背改善や姿勢改善においては「運動」が不可欠だからです。

姿勢は「インプット→統合→アウトプット」の3段階で調節されている

 なぜ、猫背改善に運動が不可欠なのか?その理由は、私たちが「インプット→統合→アウトプット」の3段階のメカニズムで姿勢を調節しているからです。

 第1段階の「インプット」では、皮膚や筋肉、関節の内側に存在する「固有受容器」と器官や、目、耳の奥にある三半規管といった、身体のセンサーに相当する「感覚器官」が「自分の身体の位置や今いる場所」に関する情報を収集します。

「今、頭の位置は真っ直ぐか、左右どちらかに傾いているか」「立っている場所は平坦な地面か、上り坂か」など。そして、これらの情報を知覚神経と呼ばれる神経を介し、「中枢」と呼ばれる脳や脊髄に送っています。

 第2段階では脳が全身のセンサーから送られてきた情報を統合し、状況に応じて最適な姿勢を選択します。

「頭の位置が右側に傾いていれば、真っ直ぐに戻し」「上り坂に立っている場合は重心を前方に移動して、やや前傾姿勢に」といった感じです。

 そして第3段階のアウトプットで脳は運動神経と呼ばれる神経を介して筋肉に指令を出し、最終的に私たちはその時々の必要に応じた姿勢に調節しているのです。

筋肉が硬い、ゆるいは「アウトプットの結果」にすぎない

 これまでの猫背改善トレーニングは「硬くなっている胸の筋肉をゆるめ、弱くなっている背中の筋肉を鍛える」といったような、筋肉のバランスに着目したアプローチが大半でした。

 しかし、それはあくまで「第3段階のアウトプットの結果」にアプローチしていることに過ぎません。

猫背の根本的な原因は第1段階の「感覚情報のインプット」と第2段階の「統合」がうまく行えていないことにあります。

 つまり「脳」や「感覚器官」に問題があるということなのです。

インプットと統合を最適にするには運動が必要

 このように、猫背を改善するには、3段階の姿勢調節の第1段階のインプットと第2段階の統合を担う「脳」や「感覚器官」の機能を高める必要があります。そして、そのために一番有効な手段、それが「運動」です。

 ・運動で身体を動かすことで、筋肉や関節に存在する「固有受容器」と呼ばれるセンサーに相当する器官

 ・目

 ・耳の奥にある三半規管

 ・皮膚の感覚器官

など、全身のセンサーから脳へ感覚刺激が入ります。これらが脳を活性化すると共に、感覚器官そのものの機能も高めて、姿勢調節に必要な「インプット」と「統合」を適正に行えるようになるのです。

 そして、最終的にはアウトプット、つまり脳から筋肉への指令も正常になり、「猫背改善」へと繋がる訳ですね。

猫背改善には「傾き」「回転」「加速」の平衡感覚の刺激が必要

 猫背改善には運動が必要だとご紹介してきましたが、ではどんな運動が効果的かと言いますと、ズバリ

・傾き

・回転

・加速

などを感じる「平衡感覚(前庭感覚とも)」を刺激する運動が有効です。

平衡感覚とは、「頭が前後左右のどちらに傾いているか」「今乗っているエレベーターが上に向かっているか、下に向かって加速しているか?」などを感じる感覚のことで、耳の奥にある「三半規管」は頭が傾いている方向を、「耳石(じせき)」はどの方向に向かって加速しているかを感じ取っています。

 この2つの感覚を総称して「平衡感覚」といい、姿勢調整において重要な役割を担っています。

平衡感覚を刺激するエクササイズの一例

 平衡感覚を刺激するエクササイズの一例

・ローオブリークツイスト

・ローリング

・エッグロール

など。

※詳細は各エクササイズの解説動画をご覧ください。

また、平衡感覚の他にも「視覚」や「体性感覚」など、様々な感覚を刺激するエクササイズが脳の活性化と猫背改善に有効だと言われています。

ストレッチや整体だけでは猫背が治せない理由

 ここまで、猫背改善には「運動で身体を動かして、様々な感覚を刺激すること」が必要であるとご紹介してきました。

冒頭で「ストレッチや整体などの徒手療法だけでは、猫背は治せない」と述べた理由はここにあります。徒手療法では触覚などの一部の感覚を刺激することはありますが、「平衡感覚」や「視覚」といった「身体を動かすことでしか得られない」感覚は刺激されないからです。

 また、姿勢改善のためには「受け身での感覚刺激」だけではなく、「自ら動くことで得られる感覚刺激」も重要です。

もちろん、筋肉や関節が硬いままでは身体を動かしても適切な刺激は得られません。なので、決して「ストレッチや整体が意味がない」というわけではありません。

ただ、「一時的ではなく、根本的に猫背を改善する」には、それだけでは不十分だということですね。

猫背矯正ベルトも解決策にはならない。

 猫背矯正の手段として、用いられることが多い「猫背矯正ベルト」。

実はこれも前述してきた徒手療法と同様に、根本的な猫背の改善には繋がりません。やはり、姿勢調節に必要な「運動による感覚の刺激=脳へのインプット」が欠けてしまっているからです。

 矯正ベルトをつけると、確かに背筋は真っ直ぐに伸びたように見えますが、これは「ベルトで身体を固定しているだけ」に過ぎません。

ベルトを外すと、すぐに猫背に戻ってしまう場合がほとんどで、これでは根本的な改善には繋がりません。

まとめ

 今回は「ストレッチや整体だけでは治らない!?猫背改善には運動が不可欠」と題して、

・私たちの姿勢は「感覚情報のインプット→脳での統合→筋肉へのアウトプット」の3段階のメカニズムで姿勢を調節されている。

・猫背を改善するには、平衡感覚や視覚、関節を動かす感覚などを刺激するエクササイズを行い、脳を活性化する必要がある。

・ストレッチや整体などの徒手療法だけでは、姿勢を調節するのに必要な感覚刺激が不十分なので、根本的に猫背を改善することはできない。

というお話をしてきました。

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猫背や反り腰にお悩みの方、肩こり、腰痛その他の身体の不調にお悩みの方も、お気軽にご相談ください。

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