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腰痛の種類・原因について

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腰痛の種類・原因について

病気や怪我などの自覚症状では、上位5傷病に男女ともに「腰痛」が入っています。
その原因は主に「脊柱(背骨)」「筋肉」「神経」「血管」「内臓」「心因性(ストレス)」などがありますが、約80%は原因不明ともいわれています。実際は複数の要因が重なり、痛みを引き起こしていることも多くあります。

腰痛の種類

「腰痛」と一言で言っても、さまざまな種類があります。ここでは代表的な症例をご紹介していきます。

椎間板ヘルニア

「椎間板ヘルニア」は脊柱(せきちゅう)を形成している椎骨と椎骨の間にある、クッションの役割を果たす「椎間板」が変形して外側にはみ出し、神経を圧迫している状態を指します。脊柱の腰の部分である腰椎で起こるヘルニアは「腰椎椎間板ヘルニア」とも呼ばれ、第4・第5腰椎間、第5腰椎・第1仙椎間、第3・第4腰椎間の順に多く発症するといわれています。

●主な症状
腰痛、臀部(お尻)痛、下肢のしびれ、脚に力が入りにくくなる、感覚の麻痺など
背骨が横に曲がり(疼痛性側弯/とうつうせいそくわん)、動きにくい、重いものを持ったときに痛みが強くなるなどの症状が出ることもあります。

腰椎分離症・腰椎分離すべり症

「腰椎分離症」とは、椎骨の後方にある椎弓(ついきゅう)と呼ばれる突起部分が分離する疲労骨折を指します。第5腰椎に好発し、約80%を占めるという報告もあります。また、11~13歳に好発するといわれています。

●主な症状
腰痛、臀部や大腿の痛み
腰を後に反らせたり、捻る動作で痛みが出ます。その反面、安静時は痛みが出ないこともあるため、発症に気づかないケースも多くあります。

「腰痛分離すべり症」は腰椎分離症が進行し、椎弓が分離した部分の腰椎が安定性を失い、上下の骨にずれ(すべり)が生じてしまった状態です。

●主な症状
腰痛、坐骨神経痛
このほかすべりが酷くなると腰椎の後方を走る脊髄神経が圧迫され、下肢に痛みやしびれが出ることもあります。また、長距離を歩くと痛みやしびれが出て、かがむと痛みが楽になる「間欠性跛行」と呼ばれる症状が見られることもあります。

筋筋膜性腰痛

「筋筋膜性腰痛」は、筋肉や筋膜が原因の腰痛です。
筋肉が硬くなることで酸素欠乏が起き、血液中に発痛物質が生成されて知覚神経を刺激し、痛みが生じます。

●主な症状
腰から背中、臀部など広い範囲にわたる鈍痛
いわゆる「ぎっくり腰」の多くは、この筋筋膜性腰痛に該当することが多いです。

腰痛と姿勢の関係

ここまでご紹介してきた腰痛の症状を引き起こす要因の一つは、猫背・反り腰・側弯症(そくわんしょう)などに代表される「不良姿勢(姿勢が悪い状態)」と考えられます。

公共交通網の発達や自動車の普及、デスクワークの増加などによって、現代に生きる私たちは昔の人に比べ活動量が少なくなりがちです。それに加えて、スマートフォンやパソコンなどのデジタルデバイスが、脳機能の低下と姿勢の悪化を招くという研究結果も報告されています。
姿勢が悪くなることで脊柱のS字ラインが崩れ、椎間板や筋肉、靭帯に過度な負担がかかるようになっていきます。この負担の蓄積が痛みを引き起こす原因になると考えられています。

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