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ピラティスとヨガの違いと共通点

みなさんこんにちは、ピラティスサロン「STUDIO BE FREE」トレーナーの吉田です。

前回は「ピラティスとは」と題して、ピラティスの歴史や効果、種類などについてご紹介してきました。

詳しくはぜひ、前回の記事をご参照ください。

ところで、ピラティスについてよくいただくご質問の中に「ピラティスとヨガって、何が違うの?」といったものがあります。実際、ピラティスのレッスンも行っているヨガスタジオも多いですし、よく似ているポーズがあるのも事実です。

そこで、今回は「ピラティスとヨガの違いと共通点」と題してお送りしていきたいと思います。

目次

ピラティスとヨガの違い

前回の「ピラティスとは」の記事でご紹介したように、ピラティスには大きく分けて

・専用の器具を使用して行う「マシンピラティス」

・ヨガマットの上で行う「マットピラティス」

の2種類があります。詳しくは下記リンクの記事をご参照ください。

今回はこのうち、「マットピラティス」(以下、ピラティスと記述)とヨガとを比較し、その違い共通点についてご紹介していきます。

実際、ピラティスとヨガには似た動きのエクササイズもありますし、ヨガスタジオでピラティスのコースが設けられていることも多いですね。

しかし、詳しく両者を比べてみると、それぞれ異なる特徴や効果がわかります。

ピラティスとヨガの違い①起源

ピラティスとヨガの違いの1つ目は「起源」。

一見すると似たポーズが多く、親戚みたいな関係に思われているピラティスとヨガですが、その起源は全く異なります。

まず、ピラティスは前回の記事でもご紹介しましたが、第一次世界大戦中看護師として従軍していたジョセフ・ヒューバータス・ピラティス氏によって、負傷兵のリハビリのトレーニングとして考案されたのが起源とされています。

一方、ヨガは今から約4500年前、インドで仏教やヒンドゥー教の修行法が源流と言われています。世界4大文明の1つ、インダス文明の遺跡からもヨガを行っている様子と思われる像が発見されています。

このように、「起源」がピラティスとヨガの違いの1つです。歴史の長さで言えばヨガの方がピラティスよりもずっと先輩にあたることになるんですね。

ピラティスとヨガの違い② 呼吸方法

ピラティスとヨガの違いの2つ目は「呼吸方法」の違いです。

どちらも呼吸に重きを置くエクササイズではあるのですが、ピラティスとヨガではそれぞれ呼吸の仕方が異なります。

まずピラティスですが、「胸式ラテラル呼吸」と呼ばれる呼吸方法で行われます。これは、「鼻から吸った息が背中に入るようなイメージで、肋骨が横方向と後ろ方向に広がるような感覚」で行う呼吸方法です。

息を吸った時に、腹部が前後左右に均等に膨らみ、肋骨は横方向に広がるように動くのが胸式ラテラル呼吸の特徴です。

詳しくはまた別の機会にご紹介します。


一方、ヨガは「鼻呼吸と腹式呼吸」が特徴です。鼻から息を吸って、お腹を膨らませ、鼻から細く長く息を吐き、お腹を凹ませるまで吐ききるのが基本です。

この他、左右の鼻の穴から交互に息を吸って吐く、「片鼻呼吸」という呼吸方法も推奨されています。ただし、ヨガは流派によっては胸式呼吸で行う場合もあるようです。

このように「呼吸方法の違い」がピラティスとヨガの違いの1つです。

ピラティスとヨガの違い③ エクササイズ中の身体の動き

ピラティスとヨガの違い、3つめは「エクササイズ中の身体の動き」です。

ピラティスは種目にもよりますが、止まることなく、呼吸に合わせながら動き続けるエクササイズがほとんどです。先ほどご紹介した胸式ラテラル呼吸に合わせながら背骨、骨盤、手足、指先に至るまで動きに集中することで、体幹のインナーマッスルを鍛えるのがピラティスの特徴です。

それに対して、ヨガは腹式呼吸を意識しながら、様々なポーズで静止する、あるいはゆっくりと動くエクササイズです。

腹式呼吸に合わせながらゆっくりと動き、ポーズをキープすることで「瞑想状態」を作り出し、ストレッチやリラックス、ストレス解消などが得られるのがヨガの特徴です。

このように「エクササイズ中の身体の動き」がピラティスとヨガの違いの1つです。

ピラティスとヨガの共通点

一方でピラティスとヨガには共通点も多いです。そもそもピラティスがヨガに似ている部分があるのは、創設者のジョセフ・ヒューバータス・ピラティス氏がヨガの動きを参考の1つにしたこともあります。

さらに言えば、ピラティス、ヨガ共に理想的な身体づくり、心身の健康づくりを追及していった結果、共通する点も多くなったのかと思われます。

ピラティスとヨガの共通点① 深い呼吸を行うことで、疲れた脳がクリアになり、心身ともにリラックスできる

ピラティスとヨガの共通点の1つは「 深い呼吸を行うことで、疲れた脳がクリアになり、心身ともにリラックスできること」です。

ピラティスとヨガは共に「呼吸」に重きを置いたエクササイズです。実は現代人は「9割近くの方が正しい呼吸が行えていない」と言われるほど、呼吸機能が低下している人が多くいらっしゃいます。そのため、脳に充分な酸素が行き届かず、それが慢性的な疲れやストレス、その他様々な身体の不調の原因にもなっています。

ピラティスやヨガは低下した呼吸機能を改善し、脳への酸素供給を促します。その結果、心身を健康な状態へと導いてくれる効果が期待できるのです。

このように「 深い呼吸を行うことで、疲れた脳がクリアになり、心身ともにリラックスできること」が、ピラティスとヨガの共通点の1つです。

ピラティスとヨガの共通点② 歪んだ「身体図式」を改善する

ピラティスとヨガの共通点としてもう1つ大きいものが、歪んだ「身体図式」を改善する効果です。

「身体図式」とは、「脳の中で身体の感覚情報に基づいて作られた、自分自身のイメージ」のこと。具体的には

・まっすぐに立っているか?斜めに傾いているか?

・手足はどの位置にあるか?

など、無意識下に姿勢や運動の調整に関わる機能です。この身体図式が歪んでしまうと、猫背や反り腰などの不良姿勢になったり、運動やスポーツのパフォーマンスの低下にも繋がります。

ピラティスやヨガは身体の細やかな動きやバランスを意識した、全身の感覚器官を刺激するエクササイズが多くあります。こうしたエクササイズは筋肉を鍛えるだけではなく、脳を活性化させ、身体図式の歪みを改善する効果があると言われています。

このように歪んだ「身体図式を改善し、身体の歪みや姿勢を改善すること」がピラティスとヨガの共通点の1つです。

まとめ

ここまで、ピラティスとヨガの違いと共通点のついてご紹介してきました。

・ピラティス:身体を鍛えることに重きを置いたエクササイズ

・ヨガ:リラックス効果を重視し、心身を整えることに重きを置いたエクササイズ

といった分け方をされることが多い両者ですが、実際はピラティス、ヨガ共に多くの流派があり、効果や目的が多少異なる場合もあります。

実際、STUDIO BE FREEのピラティスも独自のメソッドもプラスしたオリジナルの要素も含まれています。

次回は、STUDIO BE FREE学芸大のピラティスの特徴と効果についてご紹介していきたいと思います。

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