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猫背改善

猫背の原因とは?

 みなさんこんにちは、ピラティスサロン「STUDIO BE FREE学芸大学」トレーナーの吉田です。

前回は「猫背のデメリット」と題して、猫背が健康や美容、ボディメイクなどに及ぼす様々な悪影響についてご紹介してきました。

詳しくはぜひ、前回の記事をご参照ください。

今回は「猫背の原因」についてお話しをしていきたいと思います。

目次

猫背の原因① デスクワークや運転などの長時間の座位姿勢

 猫背の原因の1つが「デスクワークや運転などの長時間の座位姿勢」です。

デスクワークが多い現代の働き方では、座ったまま長時間パソコンを使用する方は多いかと思います。また、デスクワーク以外の職業の方でも、ドライバーさんのように長時間の車の運転などをされる方は座っている時間が長いですよね。

ヒトの身体は「視線の方向に動きやすい」という習性があります。このため、パソコンや車の運転などで前方に視線や注意が向いた状態が続くと、次第に身体は前屈みになり易くなります。

これが習慣化すると、頭部が前方に突き出る「フォワードヘッド」と呼ばれる状態になり、猫背になりやすくなるのです。

 このように「デスクワークや運転などの長時間の座位姿勢」が猫背の原因の1つといえます。

文字を読む時に頭が前に出るのはヒトの習性!?

「デスクワークが猫背の原因になる」とご紹介しましたが、実は「文字を読むときは頭が前に出やすい」のはヒトの習性です。

私たちヒトは、頭を真っ直ぐにした姿勢よりも、約20度前方に傾けた時の方が眼球の動きがスムーズになるという研究報告があります。

そのため写真のようにパソコンの画面を見たり、書類や本を読むときには、文字を読みやすいように頭が前に出ることは自然な事と言えます1

つまり「どんな気をつけていても、デスクワークで顔が前に出る=フォワードヘッドになる」ことは、ある程度は仕方がないことではあるのです。

猫背の原因② スマートフォンの使いすぎ

 猫背の原因の1つが「スマートフォンの使いすぎ」です。

スマートフォンの画面を見る際に視線が下に向くことで、頭部が前方に出やすくなります(フォワードヘッド)。

このような姿勢が長時間続き、日常的になると頚椎(背骨の首部分)のカーブが失われ、真っ直ぐになります。これが近年増加している「スマホ首」と呼ばれる状態です。

 スマホ首になると、フォワードヘッドの姿勢が慢性的になり、頭部の重みで背中も丸まりやすくなってしまいます。その結果、猫背へと繋がってしまうのです。

電車に乗ると、半数以上の方がスマホの画面を見ている光景を目にします。そのため、若い人であっても猫背の方が増加してきています。

 このように、「スマートフォンの使いすぎ」が猫背の原因の1つになっています。

猫背の原因③ 呼吸機能の低下

 猫背の原因の1つが「呼吸機能の低下」です。

「現代人の9割が猫背」と言われていますが、実は呼吸に関しても「現代人の9割は正しく呼吸ができなくなっている」とも言われています。

具体的には、呼吸で使われる「横隔膜(おうかくまく)」という筋肉がうまく機能せず、写真のように首や肩の筋肉を使って、「肋骨を上に持ち上げるように息を吸う」呼吸をしている方が多くなっているのです。

 首、肩の筋肉は「頭の位置を支える」役割を担っています。ところが、呼吸時にここれらの筋肉が多く使われてしまうと、頭を支える役割が疎かになってしまうのです。

その結果、無意識のうちに頭の位置が本来よりも前に出てくる「フォワードヘッド」となり、猫背へと発展していく方が多くなっています。

 このように、「呼吸機能の低下」が猫背の原因の1つになっています。

猫背の原因④ 運動不足

 猫背の原因の1つが「運動不足」です。

これは先ほど挙げた「デスクワークや運転などの長時間の座位姿勢」とも関連するのですが、現代人は電車や車での移動が多くなり、1日の運動量が少なくなっています。

こうした運動不足によって、姿勢を支える体幹のインナーマッスルが弱くなり、猫背になる可能性が高くなります。

 また、運動不足が悪影響を及ぼすのは筋肉だけではありません。身体を動かすことによって得られる「様々な感覚から脳に入る情報」も少なくなります。

その結果、私たちの脳は「今、自分はどんな姿勢をしているのか」が分からなくなり、本来の良い姿勢が感覚的に分からなくなってしまうのです。

「自分では真っ直ぐの良い姿勢のつもりなのに、他人に猫背だと指摘される」という方は、こうした「運動不足よる脳の機能低下」が猫背を引き起こしている可能性が考えられます。

 このように「運動不足」が猫背の原因の1つになっています。

猫背の原因⑤ ストレス

 猫背の原因の1つが「ストレス」です。

ストレスを感じると、体の機能を整える自律神経のうち、「交感神経」の活動が優位になります。

交感神経は別名「闘争・逃走の神経」とも言われていて、「危険から身を守ろうとする時」などに強く働き、筋肉の緊張を高めます。

 慢性的なストレスに晒されていると、無意識の内に「自分を守ろう」とする機能が働き、交感神経が優位になるのです。一時的であればさほど問題はありませんが、慢性的にストレスを感じるようになると、身体は常に緊張状態が続いてしまいます。

その結果、首や肩、胸、腰、お尻などの筋肉が硬くなり、猫背姿勢に繋がる可能性が高くなるのです。

「ストレス社会」とも呼ばれる現代だからこそ、猫背姿勢の方が多いのかも知れませんね。

 このように、「ストレス」が猫背の原因の1つになっています。

猫背の原因⑥ 食生活の乱れ

 猫背の原因の1つが「食生活の乱れ」です。

現代人の食生活の傾向として「糖質過多で必要な栄養素が不足している」点があります。

具体的には「炭水化物が多く、タンパク質やビタミン、ミネラル、食物繊維が少ない」といった問題があげられます。

 タンパク質の不足は、筋肉が分解を招きます。その結果、姿勢を支える筋肉が減少し、猫背を招く原因になります。また、ビタミン、ミネラルの不足は姿勢の調節を司る脳の働きを低下させます。

 さらに食物繊維の不足は「腸内環境の悪化」を招きます。脳と腸は「腸脳関係」といって、密接な関わりがあります。そのため、腸内環境が悪化すると脳もストレス状態になり、姿勢を支えるための機能が低下することが考えられます。

 このように、「食生活の乱れ」が猫背の原因の1つになっています。

まとめ:現代の生活スタイルは猫背になりやすい

ここまで、猫背の原因として

① デスクワークや運転などの長時間の座位姿勢

② スマートフォンの使いすぎ

③ 呼吸機能の低下

④ 運動不足

⑤ ストレス

⑥ 食生活の乱れ

をご紹介してきました。

いずれも、普通に生活していると当てはまってしまう方は多いのではないでしょうか?そういう意味では、「現代の生活スタイルは猫背になりやすい」と言えるのかもしれません。

 次回は、「猫背改善のポイント」についてご紹介していきたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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