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ピラティス8つの法則

みなさんこんにちは、ピラティスサロン「STUDIO BE FREE学芸大学」トレーナーの吉田です。

前回までは、「猫背改善ピラティス/フォワード・ヘッド改善に効果的なエクササイズ」と題して、

・サービカル・フレクション

・サービカル・ローテーション

・スワン

というエクササイズをご紹介してきました。

詳しくは、ぜひ各記事をご参照ください。

今回は、「ピラティス8つの法則」と題してお送りしていきます。

目次

ピラティス8つの法則

 ピラティスはドイツ人のジョセフ・ヒューバータス・ピラティス氏によって創設されたエクササイズであると、以前ご紹介しました。

詳しくは、こちらの記事をご参照ください。

 ピラティス氏はエクササイズの動作に「8つの法則」があることを述べています。具体的には

① 呼吸

② 集中(コンセントレーション)

③ コントロール

④ 中心(センタリング)

⑤ 全身での動作

⑥ 正確さ

⑦ バランスの取れた筋肉の発達

⑧ リズム

の8つがあります。

以下、1つずつ見ていきましょう。

ピラティス動作の法則① 呼吸

 ピラティス動作の8つの法則の1つは「呼吸」です。

ピラティス氏は

「呼吸生きるための最初の行いであり、生命は呼吸することで成り立っています。つまり、何より正しく呼吸することを学びなさい」

と述べており、8つのキーワードの中でも特に大切なのが呼吸であるとされています。

 これは科学的に見ても「真理」であると言えます。ヒトは水さえあれば、3週間食事を食べなくても生き延びることができると言われていますし、たとえ水が無かったとしても5日間は生きられるとも言われています。

 しかし呼吸はそうはいきません。5分間呼吸が止まれば、大半の人は生命の危機が訪れます。呼吸はこの世に生を受けてから、この世を去る時まで行う最も重要な運動です。言い換えれば、正しく呼吸ができなくなると、その影響は人生そのものに大きなマイナスを及ぼすとも考えられるのです。

 ピラティスでは「正しい呼吸を身につけること」に重きを置くことで、大袈裟に言えば「人生そのものを良い方向に変えていく」効果も期待できるのです。

ピラティス動作の法則② 集中(コンセントレーション)

 ピラティス動作の8つの法則の1つは「集中(コンセントレーション)」です。

ピラティス氏は、

「今行っているエクササイズの目的に意識を集中させなさい」

と述べており、

・量より質を大切にする

・エクササイズの最中、身体中に意識を向ける

・身体が正しい位置にあることを確認しながら行う。

ことが大切であると紹介しています。ピラティス初心者の方の中には、「とにかく鍛えよう」と一生懸命フォームを崩してまで頑張ろうとする人もいます。

しかし、ピラティスは「身体の正確な動作を意識して行う」ことでその効果を発揮できるエクササイズです。

「雑なエクササイズを100回行うより、丁寧で正確なエクササイズを1回行うことが遥かに大切」というイメージを持って行っていきましょう。

ピラティス動作の法則③ コントロール

ピラティス動作の8つの法則の1つは「コントロール」です。

ピラティス氏は、

「すべての身体のメカニズムを正しくコントロールさせ、1つ1つの動きを丁寧に行うことで正しい姿勢を得られるのです」

と述べております。もともと、ピラティス氏は自身の考案したエクササイズメソッドを「コントロロジー」と呼んでいました。

(ピラティスという名称は、ピラティス氏の死後、彼の弟子達によって名付けられました)

 エクササイズでは「コア」と呼ばれる体幹のインナーマッスルを作動させ、身体の隅々まで(背骨や骨盤、指先の動きに至るまで)気を配り、動きやポーズをコントロールすることが重要であるとしています。

 身体の隅々まで動きを意識することで、脳を刺激し、姿勢や身体動作を司る脳の運動機能を高める効果が期待できます。

ピラティス動作の法則④ 中心(センタリング)

 ピラティス動作の8つの法則の1つは「中心(センタリング)」です。

ピラティス氏は、

「ピラティスは身体をバランス良く作り上げ、悪い姿勢を正し、身体的活力を回復させ、精神的に活力を与え、そして元気付けていくものである」

と述べています。

 具体的には、

・動作を身体の中心から行うことで安定させる。

と紹介しています。具体的には、身体の中心から動かすように意識することで、一部分の関節や筋肉だけに負担がかかることを防ぎ、「機能的な身体の使い方」を学ぶことができるのがピラティスの大きな特徴の1つです。

ピラティス動作の法則⑤ 全身での動作

 ピラティス動作の8つの法則の1つは「全身での動作」です。

ピラティス氏は、

「筋肉が適切に発達した時に最小限の労力、最高の楽しみをもって行動することができるようになるのです」

と述べています。

 ウェイトトレーニングなどはターゲットにした筋肉(ベンチプレスなら胸の筋肉をターゲットに鍛えます)に効かすように行います。

それに対し、ピラティスのエクササイズ法は、常に身体全体を用いることを強調しています。具体的には体の外側の筋肉である「アウターマッスル」中心の筋トレでは軽視されがちな、体の内側の「インナーマッスル」にも目を向けているのが大きな特徴です。

インナーマッスル、アウターマッスルの両方がバランス良く働くことで、スポーツ等の競技はもちろん、歩行等の日常動作の運動パフォーマンスを向上させる効果が期待できます。

ピラティス動作の法則⑥ 正確さ

 ピラティス動作の8つの法則の1つは「正確さ」です。

ピラティス氏は、

「インストラクション通り正確に行うことによってピラティスの効果が得られるのです」

と述べています。具体的には、

・筋肉や関節を正確に動かし、怪我を予防する

・自己流にならないように、目的に合わせて正しく行う

ことが重要であると紹介しています。ピラティスで重要なことは「正確性」です。先程も述べましたが、「雑なエクササイズを100回行うより、正確なエクササイズを1回行う」ことが重要であり、正確なエクササイズを行ってこそ最適な効果が得られるのです。

ピラティス動作の法則⑦ バランスの取れた筋肉の発達

 ピラティス動作の8つの法則の1つは「バランスの取れた筋肉の発達」です。

ピラティス氏は、

「コントロロジーを行わない場合や幾つかの筋肉を過剰に発達させ他の筋肉を犠牲にする過ちを犯した場合、優雅さやしなやかさを失うことに繋がる」

と述べています。

具体的には、

・健康的な姿勢や適切な関節機能を得るため、バランス良く筋肉を発達させる

ことが重要であるとされ、仰向け、横向き、うつ伏せ、四つ這いなど、様々な姿勢でのエクササイズを行うことで全身をバランス良く鍛えます。

これに加えて、STUDIO BE FREEのレッスンでは「立位」や「片足立ち」といった従来のピラティスにはないエクササイズもミックスして行うことで、よりパフォーマンス向上の効果を高めています。

ピラティス動作の法則⑧ リズム

ピラティス動作の8つの法則の1つは「リズム」です。

ピラティス氏は、

「通常、筋肉というものは動物の筋肉と同じように機能しなければならない。ネコやその他の動物はこの理想的な動きのリズムを持っている。と言うのもこれらの動物は常にストレッチし、リラックスしている。動物は理想的な動きのリズムを持っている。動物と同じような筋肉を機能させることが必要」

と述べています。

 ピラティスでは、スムーズで流れるような動きで、一定の速度を保ち、リラックスしながら一連のエクササイズを行うことが重要です。そうすることで、身体の緊張をほぐし、怪我のリスクを軽減させる効果が期待できます。

まとめ

 今回は「ピラティス動作の8つの法則」と題して、

① 呼吸

② 集中(コンセントレーション)

③ コントロール

④ 中心(センタリング)

⑤ 全身での動作

⑥ 正確さ

⑦ バランスのとれた筋肉の発達

⑧リズム

をご紹介してきました。

 次回はこの中でも特に大切なキーワードとされる「呼吸」について、少し深掘りしてご紹介していきたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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