病気ではないのに体調が悪い!?現代人の疲労の特徴
皆さんこんにちは。学芸大学駅前のパーソナルトレーニングジムSTUDIO BE FREEトレーナーの吉田です。
STUDIO BE FREEは猫背矯正をはじめとした体質改善トレーニングをご提供しています。この記事ではその中でもお客様から多く聞かれる悩みの1つである「慢性的な疲労」についてお話をしていきます。
目次
- ○ 「体調は悪いんだけれど、どこにも異常がない」?現代人に増えている体のだるさの正体とは?
- ・不定愁訴の症状
- ・原因は自律神経の乱れ
- ○ 自律神経とは?ヒトは2つの「活動/休息」のモードを切り替えて生きている
- ・「活動/休息」の2つのモードのうまく切り替えがうまくできなくなると体調が悪くなる
- ○ 自律神経の切り替えを妨げているのは「脳のバグ」
- ・脳のバグ=脳と体のむすびつきの低下
- ・やってみよう!脳のバグ(脳と体のむすびつきの低下)の有無のチェック
- ○ 脳を活性化しバグを解消する3大要素とは
- ○ 無料カウンセリング&体験トレーニングコース実施中
- ○ トレーナー紹介
「体調は悪いんだけれど、どこにも異常がない」?現代人に増えている体のだるさの正体とは?
「朝起きてすぐなのに体が疲れている」
「一日中、体がおもだるい」
「肩こりや腰痛に悩んでいる」
などなど、様々なからだの不調。
ところが、何か病気かと思って医療機関で検査を受けても異常は見つからない・・・そんな「病気ではないけれど、体調が悪い」という人が最近増えています。
こうした「病気ではないけれど、何だか体調が悪い」状態のことを不定愁訴(ふていしゅうそ)といいます。
不定愁訴の症状
不定愁訴の代表的な症状としては以下のものがあります。
・体がだるい、疲れやすい
・頭痛
・首こり、肩こり
・腰痛
・目の疲れ
・冷え
・便秘、下痢
・イライラ、不安感
・不眠
・動悸
・多汗
など。
実際、ここまで読んでいただいた人の中にも心当たりがあるという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
原因は自律神経の乱れ
先程も述べたように不定愁訴の特徴は「医療機関で検査をしても体に異常は見つからない」という点です。ですが、原因は「自律神経の乱れ」と言われています。
・朝から晩までデスクワーク中心の働き方
・車や電車移動による1日の歩数の減少
・睡眠時間が少ない
・食事は外食が中心
こうした現代の生活は運動や睡眠の不足、栄養の偏り、そして単調な日々の繰り返しを招き、私たちの体にストレスを与え続けて自律神経を乱し、不健康にしていきます。
自律神経とは?ヒトは2つの「活動/休息」のモードを切り替えて生きている
私たちは昼間は活動し、エネルギーを消費します。そして消費した分を補うために夜はリラックスして休息をとり、体力を回復させる必要があるわけです。このようにヒトは「活動/休息」という2つのモードで生きています。
日中は「活動モード」=ONになることで、仕事や勉強、運動のパフォーマンスを上げ、夜は「休息モード」=OFFに切り替えることで体の疲労を回復させる、とイメージすると分かりやすいかと思います。
この2つのモードを切り替えるボタンの役割を果たしているのが「自律神経」と呼ばれる神経です。
自律神経は活動モードの交感神経と、休息モードの副交感神経があり、
・交感神経:体温、脈拍、血圧、筋肉の緊張を高め、呼吸を大きくして体を活動しやいONにする
・副交感神経:体温、脈拍、血圧、筋肉の緊張を低下させ、呼吸を穏やかにして体を休息しやすいOFFにする
といったように、意識して調節することができない内臓も含めた体の機能を調節しながら私たちは生きているわけです。
「活動/休息」の2つのモードのうまく切り替えがうまくできなくなると体調が悪くなる
石器時代の人々は、昼間は狩猟採集を行い、夜になれば寝て、1日の疲れを回復させるという「活動/休息」モードに従った生活を送っていました。
しかし、現代の私たちは夜になっても爛々と電灯の元で働き続けたり、深夜までスマホを使い続けるなど、本来なら「休息モード」に切り替わるはずの時間帯にも「活動モード」になり、「活動/休息」のスイッチの切り替えがチグハグになってしまいます。
その結果、多くの人が「活動/休息」の2つのモードを切り替える自律神経が乱れ、交感神経が過剰な「活動モードのスイッチが入ったまま」になってしまい、
「睡眠の質の低下」→「疲労が回復せず、日中のパフォーマンスが低下」→「体はストレスを受けやすくなり、不調(肩こり、頭痛、腰痛など)を起こしたり、イライラしやすくなる」
という悪循環に陥ってしまっているのです。
自律神経の切り替えを妨げているのは「脳のバグ」
この悪循環を断ち切り、体調を良くするためには自律神経の乱れを整え、交感神経と副交感神経がバランス良く働くようにすること。つまり「活動/休息」の2つのモードを必要に応じて切り替えられるようになることです。
それでは、2つのモードの切り替えを妨げているものは何でしょう?それが「脳のバグ(機能低下)」です。
「脳のバグ」と聞くと、何だか恐い病気をイメージされるかもしれませんが、そうではありません。しかし、放置すればいずれ重大な病気を招く要因にもなります。
脳のバグ=脳と体のむすびつきの低下
では、「脳のバグ」とは一体何なのか?具体的には「脳と体のむすびつきの低下」です。
ヒトは
①体から脳へ情報のインプット→②脳でインプットされた情報を処理→③脳から体へ信号をアウトプット→④アウトプットされた信号を基に筋肉が働き、体を動かす
といったサイクルで動いています。これが「脳と体のむすびつき」です。このサイクルが円滑に働くことで、余計な負担が掛かることなく体はスムーズに動きます。
逆に①~④のサイクルのどこかに不具合が生じる、つまり「バグ」が生じると、私たちの身体に掛かる負担は大きくなり、これがストレスを生じさせます。ストレスは「活動モード」の交感神経を過剰に活性化し、結果として自律神経の乱れを起こすのです。
やってみよう!脳のバグ(脳と体のむすびつきの低下)の有無のチェック
ここで脳のバグ(脳と体のむすびつきの低下)があるかどうかのチェック方法をご紹介します。ぜひ、一緒にやってみましょう。
◾️チェック方法
①自然な足幅で立ち、目を閉じます。
②目を閉じたまま、右足を前に浮かせて膝を直角に曲げて左足で片足立ちになります。
③このまま何秒間、片足で立っていられるかを測りましょう。
これは体の平衡感覚をチェックするテストです。20秒間、余裕をもって倒れずに片足立ちができ
れば、脳と体のむすびつきは正常です。
できなかった場合は、脳と体のむすびつきが低下している=「脳のバグ」が生じている可能性が高いと思われます。
脳を活性化しバグを解消する3大要素とは
脳のバグを解消することで体に掛かるストレスは解消し、体の不調は改善されます。では、どうすれば脳を活性化することができるかと言いますと、「脳の3大要素」を適切にすることが必要です。
3大要素とは、
・酸素
・感覚の刺激
・栄養
です。
現代人はこの3要素がいずれも不適切なため、脳の不活性化が進むことで疲体調を悪化させてしまう人が増加しています。
STUDIO BE FREEはこの脳の3大要素に着目。慢性的な疲れやだるさ、肩こり、腰痛にお悩みを根本から改善する体質改善トレーニングを提供しております。
次回はより詳しく脳の3大要素の問題とSTUDIO BE FREEの体質改善トレーニングの詳細をご紹介していきます。
無料カウンセリング&体験トレーニングコース実施中
パーソナルトレーニングジムSTUDIO BE FREEは
・猫背
・体のだるさ
・睡眠不良
・休んでも取れない慢性的な疲労
・肩こり、腰痛
といった、「体の不調」を治す体質改善パーソナルトレーニングをご提供しております。
まずは無料カウンセリング&体験トレーニングコースをお申し込みください。
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トレーナー紹介
◾️氏名:吉田昇平
◾️保有資格
・IBMA(国際ボディメンテナンス協会)認定ピラティスマスターインストラクター
・IBMA(国際ボディメンテナンス協会)認定パーソナルストレッチベーシックトレーナー
・加圧国際大学認定加圧トレーニングインストラクター
・Re-Arch foot認定トレーナ―
・Re-Arch head認定トレーナー
介護予防フィットネス施設でインストラクターとして勤務。その後、運動指導者としてより知識を深めたいと考え、ピラティス、ストレッチを学んだ後、パーソナルトレーナーとして活動を開始。10~70代までの幅広い世代のクライアントにトレーニングを指導している。
最新の神経科学、脳科学、機能解剖学に基づいた理論的なトレーニングと多角的な視点で、お客様の美と健康が両立したライフスタイルの実現をサポートしてまいります。